モデル|CMタレント|俳優|歌手|それぞれの役割とは

モデルになるには|タレントになりたい!

「タレント」活動を長く続けていくと、多岐にわたりいろんなお仕事をすることがあります。

そして、そのお仕事の内容により、タレントの受け持つ役割は違います。

そこで今回は、主なお仕事のジャンルとその役割をご紹介したいと思います。

 

まず「歌手としての役割」とは。

「歌手」というのは、たとえソロでもグループでも、観客は歌手を観にくるためにコンサート会場に足を運び、歌を聴くためにCDを買うのです。そしてその観客にたいし満足させることが役割です。そこでみなさんは、あなたのファンとなります

では「俳優としての役割」とは。

出演作品が、俳優としての舞台の場合なら。平田オリザさんの言葉をお借りすると「俳優とは舞台上にて、役として生き抜くことに責任を負う」ものであるのです。そして、作品の責任者である演出家の想いを体現する、「優秀な道具」になりきるのが、その役割です。観客は、そんなあなたの創り出す役や演技に満足し、あなたが演じる役のファンとなります。

さらに「CM出演での役割」とは。

TVCMに代表されるコマーシャルなどに、イメージキャラクターとして起用された場合。あなたの魅力を出すのも大切ですが、何よりも商品名が印象に残ることを目的としているため、あなたのファンを増やすことよりも、あなたという魅力的なタレントが商品をお奨めする、CMのファンを増やすことが出演者の役割です。

そして「モデルとしての役割」とは。

雑誌の専属モデル、ステージモデル、パーツモデル、読者モデルなどに代表される「ファッションモデル」というお仕事の現場では、撮影モデルのファンを増やすことよりも、モデルが着ている洋服や、身に着けているアクセサリー、メイクやヘアスタイルといった、商品のファンを増やすことこそがその役割なのです。



そのために、商品である洋服が一番よく見える身長が選ばれ、スタイルやBMIを維持していく。

商品の良さを一番引き出せるポーズや、ウォーキングをしてみせる。

商品イメージに合ったさまざまな表情や、テンションをコントロールする。

ということが必要であり、そのための普段からの訓練や、生活の中での高いプロ意識がかかせません。

一見、一番華やかに見える「モデル」こそが実は一番縁の下の力持ちともいえる役割を担うお仕事でもあるのです。

 

これからは、ファッション誌を見るときの視点を、雑誌の外側から「中側」にシフトしてみるのもいいかもしれませんね。


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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