「芸能事務所に所属する」ということは、
「姑(舅)さんが同居する、お宅に嫁ぐようなもの。」
なのです。
いきなりですみません・・・。 これはどういうことなのか、
まず、事務所に所属するまでの過程を、かなりざっくりと書いてみますね。
1「事務所への所属オーディション」 = 彼(彼女)のお宅への訪問とご挨拶。
2「所属契約」 = 婚姻届けの提出。
3「所属発表」 = 結婚披露宴。
これで正式にタレントとして事務所所属(家族の一員)となります。
そして、そこからは事務所の社長や役員(姑さんや舅さん)とのお付き合いがはじまり、事務所の方針(その家の家風)や、過去の前例(家の歴史)が、あなたの芸能生活のこれからに、大きく大きく影響をあたえることになるのです。
そして所属後、どうしても事務所の方針に合わない場合は、事務所を辞めたり、移籍したりすることもあります。 これもありだと思います。
でもその場合、気をつけたいのは一度事務所を移籍したということは、今度も辞めてしまうのではないか? と思われ、大きな仕事がもらえるほどの信頼を得るのには時間がかかる。というのも、人の心理というものです。
つまりは、所属する事務所選びというのは、大切であるということです。
そこで今回は、タレントにとってかなり大きな影響をあたえる
「自分に合った事務所の選び方」
をテーマにしたいと思います。
日本には多数の芸能プロダクションがあり、そこには
「モデル事務所」
「歌手やダンサーに強い事務所」
「ミュージカルアクターを多数輩出している事務所」
「有名な俳優が所属する事務所」
「エキストラ中心の登録事務所」
「マスコミ営業もする劇団」
などなど、いろんな事務所があり、事務所ごとのカラーや、強いジャンルのちがいがあります。
そんな中で大事なのは、まず自分の目指したいことに合った事務所に絞り込むこと。
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そして、絞り込んだプロダクション数社に所属のための所属申し込みをしてみる。
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「所属してもいいよ」と言われたところに、直接行ってお話を聴いてみる。
この時に大事なのは、2つ。
1「わからないことは、わかるまでとことん聞く!」
経験のない芸能界のことです。わからなくて当然なのです。 そして事務所選びも、「結婚相手とその家族」を選ぶようなものですから、積極的に質問をしてください。 かりにそこで、質問に対してあやふな答えがあったり、応えることが面倒くさそうな態度があったなら、あなたにふさわしくない事務所であると思ってください。
2「自分を絶対に安売りしない!」
デビューしたいがために、初めから「タダでもいいです! 何でもやります!」というように、初めから自分を安売りしてしまうと、所属してもそういう仕事ばかりくるようになります。 さらにそういうレベルの人ばかり周りに集まるようになるのです。 後悔したあとで、そこから価値を高めるのは、そうとう回り道をすることになりますよね。
所属を希望する事務所の人から充分お話をきいたうえ、できれば第三者からの情報も集め、とことん考えて悩みましょう。
でも、いったん決めたら、迷うのはやめましょう。 疑うこともやめましょう。
そして、所属後にもしも気の合わない先輩(小姑)との人間関係に悩んだりしても、あなたが活躍できるまでの間、家計を支えてきたのが先輩なのですから、これからも共に支え合いましょう。
もしもスタッフやマネージャーに恵まれない(配偶者がダメ夫・ダメ妻)ことがあっても、自分のスタッフへはキチンと礼節をまもって、敬った態度で接しましょう。 人前で夫婦喧嘩をしたら、それを見てる人が一番気まずいのですから。
ぜひみなさんも、自分の「運命の人」をさがしてみてくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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[…] いと思います。また、所属事務所を選ぶ壁というテーマについては、過去の記事「芸能事務所を選ぶということ」(←記事名をクリック)で綴っていますのでぜひご参考にしてください。 […]