せっかく芸能活動という好きなことをしていくなら、プロとしてギャラをもらえる方がいいですよね。
さらには「職業として芸能活動をしていく」ことを目指している方も、多いことでしょう。
そこで、「プロとアマチュアの違い」って何でしょう?
という問いに、こたえたいと思います。
順を追ってお話しますね。
まずは、こちらから。
「趣味で楽しんでいる人」と「アーティスト(芸術家)」の違い。
どんなアートの世界にも、「趣味としてならいいんじゃない」と評価される作品と「もう一度見てみたい」と思える作品とがあります。
よく、「この作品には力がある。」とか、「感動した。」など、アート(芸術)と呼べる評価があります。
だれもがいいものを作ろうと思っているのに、どこに違いがあるのか。それは、
「もう一度見てみたい」と思ってもらえる作品には、「迷い」がありません。
創作者側に、「これでいいのかな・・・。」とか、「どんな評価をされるのか怖いな・・・。」などと、迷いがあるとそれが見る側にもつたわるものです。
しかし、「誰にどう思われようが、作りたいものを作る!」という信念が、作品に命を吹き込み、見る側の心に留まる作品「芸術」になりえるのだと思います。
「趣味の人」と「アーティスト」の違い。
それは
「アーティストには、迷いがない」ということ
「アーティスト(芸術家)」と「プロフェッショナル」の違い。
では次に、「アーティスト(芸術家)」と「プロフェッショナル」の違いとは。
極端な例ですが、「誰からも評価がもらえなくても作りたいものを作る」のが芸術家であるならば、「クライアント(買い手)からの要求に、芸術家の信念と技術を持って応えられる」のがプロフェッショナルです。
いくら周りから、演技上手いね。といわれていても、演出家の要求通りに演技できなければ、プロフェッショナルとはいえません。
いくらカラオケで高得点を出せても、「CDを買いたい!」と思ってもらえなければギャラにはなりません。
さらには「芸術」という自分の生きざまをさらけ出し、「いいね!」と言ってもらえたときには、すべての苦労がすっとんで、「ダメだね」と言われたときには、全人格否定をされるほどのダメージを受けながらも、命を削って芸術を発信できる「力」を持っていること。
まとめますね。
「アートに関わっている自分を愛しているのがアマチュア」
「アート作品を愛しているのが芸術家」
「アート作品を見るお客様を愛せるのがプロ」
自分はなにを愛しているのだろうか?
ご自身をあらためて見つめてみてはいかがでしょうか。
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