「こんなの見たことない!」
と思ってもらえるのは、芸術家の悦びです。
そして、そう思ってもらうためには、「変わっていること」が必要なんです。
あなたには、コンプレックスだと思ってることはありませんか
高すぎる身長(ほっとけや!)
独特な声(わるいんか)
いかつい顔(迷惑かけたんか)
妄想癖がある(そうかもなぁ・・・)
思い込みが激しい(それだけは絶対違う)
いつもみんなと意見が違う(ものさしが違うだけや)
集中しすぎて電車を乗り過ごす(歴史上の天才もな)
周りが引くほどテンションが高い(なんかハジケてまうねん)
毎日決まった時間に決まった場所に行けない(自分でもなぜかわからんのじゃ)
社会不適合者だと思ったことがある(しんどいわー)
ツッコむ気持ち、わかります(経験談)
周りのみんなは、あなたの「自分とは違う何か」にちょっとした不安を感じて距離感を持っている。
そんな空気を感じて、あなたは疎外感を感じたり、コンプレックスを持ったりしている。
でもそれは、実は芸能人としては、大きな武器になる。強い風に吹かれていても、向きを変えれば追い風になるのです。
「天然」の強み
「天然は強い」というのは、芸能界でもよく使われるキーワードです。
技術やアイディアというものは、努力で「盗む」ことや「取り入れる」ことができます。その点「天然」というものは、文字通り、人工的に造ることができないものです。さらにインターネット社会という、あふれる情報の中で、現在の芸能界では「個人」の持ってるパーソナリティーが、かなり重要です。そんな環境でも「天然」というのは人工的に造りあげたものでは太刀打ちできないほどの強力な存在感を発揮します。
この存在感を持つためには、本人が持っている「他の人と違う感覚や外見やリズム」をプラスと捉え、それを自分の表現方法や表現手段に変えることが必要です。それが実現したときには他のアーティストではマネがしたくてもできない、オンリィワンになれるのです。
芸能界でより長く活動するためのたった一つの方法
ここであなたは、芸能人として最大の武器を手に入れたことになります。
しかし、もう一つ。
武器としての注意事項。
使い方を間違えると、他人や自分を傷つける。
なにしろ武器だから。
そうなんです。
武器を保持するだけでは片手落ちなんですね。
ちょっと珍しいからバズって(ネットで話題になること)有名になっても、あっという間に消え去るか、ヘタすると炎上して、ボッボコになる。なんてこともあるのです。
たとえば『一発屋』って言葉はご存知ですか。
ある番組の「『一発屋』になるかならないかの違いは何か」というトークで納得したお話をひとつ。
「芸能界には、『二巡目』という言葉があるのです。芸能人として話題になると、各テレビ局の同じテーマの番組を一通り(一巡)出演させていただくことになる。その次の『二巡目』に呼んでもらえるかどうかが『一発屋』になるかどうかの違いです。その違いが出る一番大きな理由は『人間性』なんです。」
というものです。
強くて大きな武器を持っていればいるほど、それを上手く使いこなせる「人間性」を磨くことが大事になる。
この二つを成し遂げたとき、あなたの目の前には誰も見たことがない世界が広がっているのです。
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