目まぐるしく変わってゆく芸能界。
そんな芸能界で活躍するタレントにとって、現場のニーズをつかむことはかなり重要です。
そして、そのニーズに合った事前勉強や技術向上を、誰よりも早く体得することが必要です。
しかし、現在のように大量にあふれる情報の中で、自分に合った情報を選ぶのはかなり大変です。
そこで筆者が、芸能人やタレントを使う側の視線で「芸能界の現場|最新事情」を、発信します。よければご参考にしてください。
前回の関連記事(5/12の記事)では、「デジタル技術の進展の中で、出演現場はどう変わり、芸能人やタレントとしてどんなメリット、デメリットがあるのか」というテーマで書きました。
今回はそれをふまえてさらに具体的な対応策を発信します。
今どきの芸能人に最も必要な2つのこと
#1「瞬発力」
芸能人としての出演現場は目まぐるしく変化しつづけています。
情報漏洩などの問題で直前まで内容が知らされないこともよくあることです。そのため、その場で初めて聞いた打合せや、初めて見た台本・コンテで対応できなくては他のタレントに負けてしまうのです。
そんな芸能界では、「芸能人やタレントとしての技術的瞬発力」が必要であるのは、前回書いた通りです。
ただし、芸能人やタレントが現場で対応する仕事はこれまで大体、作品の方向性がある程度想像もつくので、そのゴールに向かって走ることができましたが、インターネット上で放送されるCMやドラマなどの番組など、いままでにはなかったような媒体(放送チャンネル)であったり、これまでの固定概念が壊れてしまうほどの思いもよらぬ演出方法でいろんなジャンルの作品が生まれてきています。そこで現在はその方向性も走るレーンも見えない、ただただ「広いグランド上でいきなりスタートの合図が鳴らされる。」ともいえるような場面も増えてきました。
スタートの合図で瞬発力を活かしてダッシュをしても、進む方向が間違っていては仕事にはならないのです。
つまりは、幅広い要求に応えられる技術や体力と合わせて、どれだけ普段から芸能人自身がアンテナを張り巡らせて、感覚を磨いておくか。そして現場の指示ですぐに「どの方向に進むべきかを判断するための瞬発力」も必要なのです。
#2「発信力」
この記事をご覧になっている方も「インターネットの情報」というあふれる情報源を使用されています。
芸能人を選ぶ側も、芸能人側からの大量の発信情報の中からふさわしい芸能人やタレントをさがすことになります。
そんな大量の情報源の中にあって埋もれてしまっていては、デビューは叶えられません。
「いかに効果的に情報発信するか」
これは、現在の芸能界で一番大事な売り込みポイントです。
ただし、「誇大広告」や「仕組まれた炎上」などを使って一時的に話題になっても、すぐに見透かされて話題も注目も無くなってしまいます。
「あなたという芸能人にしかなくて、そこに本当の価値があるもの」
これを探し出して磨くことに全力をつくす。
そしてその良さに自信をもって、まずは身近な方へコツコツと発信していく。
一見地味です。そして簡単なことではありません。
しかしあなた自身がそれをコツコツとやりつづけることが、一人、また一人と「いいね!」を推してくれる「巻き込み力」を身につけることになり、やがて大きな渦があなたを中心に回っていることに気づくことになるのです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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