メディアの中で仕事をするタレントにとって、現場のニーズをつかむことはかなり重要ですよね。
しかも、そのニーズに合った事前勉強や技術向上を、誰よりも早く体得することが必要です。
しかし、現在のように大量にあふれる情報の中で、自分に合った情報を選ぶのはかなり大変ですね。
そこで筆者が、タレントを使う側の視線で「タレントの現場|最新事情」を、発信していきたいと思います。よければご参考にしてください。
今回のテーマは、タレントにとってもクライアント(使う側)にとっても、かなり大きな変化をもたらした、「デジタル技術の進展」についてです。
「作品を製作する現場」として変わったこと。
作品を製作するための映像機器や音響機材が、デジタル機器の進歩によって、誰でも手に入るようになり操作できるようになったということです。これにより、これまで特別な機材が必要なばかりに埋もれていた才能ある人材が、よりデビューしやすくなっているのです。
「メディアを発信する現場」として変わったこと。
インターネットの発達により、これまでの「テレビ」「ラジオ」「CD」「ライブステージ」などのコンテンツに加え、インターネットでの動画・音楽・ラジオなどの配信。BS番組や、ケーブルTV番組、自主映画などの内容の多様化。ゲームアプリの開発発信などなど、その作品の種類は今でも増え続け、常に新しいメディアが誕生しています。そしてそれぞれのメディアに合った幅広い層のタレントが必要になっています。
そこで、「タレントとして、出演する現場」にて対応すべきこととは。
- <瞬発力と対応力を鍛える> たとえば、出演者を決めるためのオーディションの現場では。 SNSの普及による情報漏洩防止のため内容は、面接会場に行くまでわからないことがあります。 そんな状況で出演メディア(媒体)の違いによって、二つと同じ内容がない現在の現場では、いかに「誰よりも早くその場の情報だけで、ニーズを感じとりそれに応えるか。」が勝負です。 そのためには、普段からの技術磨きと、事前に知りえる情報でできるだけ勉強しておくことが必須なのです。
- <アップの演技に対応する> 現在増え続けるメディアの多くは、スマートフォン向けの作品です。そこで、小さな画面で見せる必要のあるコンテンツは、アップを多用する傾向になっていきます。 さらにデジタル機器の進歩で、画質がどんどん良くなっていくのです。 そんな中でタレントがメインをめざすならば、「アップ」の演技と「お肌の管理」。これを磨いていく必要があるのです。
これからもどんどん変わりゆくのが、メディアとタレントの出演現場です。 激戦の「メディア戦国時代」ともいえる現在。 しかしそれだけ「新人タレントがデビュー」しやすくなったともいえるのですから、燃える野望を胸に秘めて、ぜひテッペンをめざしてください!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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[…] 前回(5/12の記事)では、「デジタル技術の進展の中で、出演現場はどう変わり、タレントとしてどんなメリット、デメリットがあるのか」というテーマで書きました。 […]
[…] なぜそうなるのかについては「タレントの現場|最新事情#1」の記事でも紹介していますので、ぜひご一読ください。 […]