タレントオーディションなどで、「自己紹介」をしなければならない場面は多いと思います。 そんな時には、プロタレントとしての自己紹介ですから、一番伝えたいことは、あなたという「芸能人としてのセールスポイント」ですよね。
しかし内容を考える段階で、いつも悩みませんか?
私の良いところって、何だろう・・・?
もちろん周りの人は、ちゃんとあなたの良いところを見つけています。だからこそ、あなたに寄り添い、あなたを応援しているのですから。
でも、自分の良いところって自分自身ではなかなか気づけない。どころか、逆にウィークポイントと思い込んでいる人がけっこういます。
そこで今回は、「タレントのセールスポイントとしてふさわしいもの」は何かを、考えてみますね。
まずは、「『明るい』とよく言われる」「がんばりや」「スポーツが得意」などなど。
これらは、アマチュアとしての「自分の良いところ」であり、良い人としての自己PRポイントです。
次に、「演技がうまい」「歌がとくい」「ダンスが好き」などなど。
これはプロの芸能人としてあたりまえの自己PRポイントです。 プロ野球選手が「野球が得意です。」というようなものですよね。
さらに、当然のことながら「技術的に上手い」方は、同じジャンルの世界だけでもたくさんいますし、たとえば究極の選択で「技術的に上手いアーティスト」と「オリジナリティのあるアーティスト」を比べるなら、圧倒的に「オリジナリティのある」アーティストの方が、より前面に出てくるのです。
つまり、
自己PRのセールスポイントとしてふさわしいのは、「オリジナリティ=個性」である。と筆者は考えます。
それでは、実際にプロとして活躍されている方はどんなオリジナリティを持ち、それを磨いてこられたのでしょうか。
たとえば、女優の木村多江さん。「自分自身のセールスポイントは何だろう」と試行錯誤を続けた結果、特徴的な容姿を活かして「薄幸(が似合う)女優」「日本一不幸役が板につく女優」をセールスポイントと考え、駅前のベンチにすわり、人間観察を続けるなどして、キャラクター作りの参考にされたそうです。そして見事に、ドラマ『リング最終章』や『らせん』での山村貞子役で、すごい注目を集めることに成功しました。
【オリジナリティ(個性)とは】
外見や、これまでの経験を土台にして、試行錯誤のうえ自分から生まれ出るもの。
【個性を磨くということは】
生まれ出た個性を、批判を恐れず表現し、反応を素直に受けて勉強し続けることです。
でも、生み出したものをさらけ出して、批判されるってつらいことですよね。 心が折れそうになることもありますよね。
そんな時には冒頭の言葉を思い出してください。
周りの人は、ちゃんとあなたの良いところを見つけています。だからこそ、あなたに寄り添い、あなたを応援しているのですから。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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