映画「ナラタージュ」から学ぶこと

タレントになりたい!映画ナラタージュ松本潤有村架純

映画「ナラタージュ」を観ました。

だれもがもっている

「忘れられない恋」

を想いださせてくれる映画でした。

このブログでは、演じる側である「アーティスト」としてのお話をさせてください。

 

まずは、松本潤さんの役作りについて。

この作品の撮影に入る前に、監督から「目力(めぢから)がつよいので40%にして」という要望があったそうです。

そこで、松本さんは内面の役作りはもちろん、さらに「めがね」をかけての演技を発案されたそうです。

その「めがね」がラストのシーンでも非常に印象的に使われています。

 

現代の映像コンテンツが、増え続けるスマートフォン視聴に対応して、アップが多用される映像作りが増える中、この「小道具」を上手く使うというのはかなり大きなポイントになります。

 

そういう背景の中で、この映画でアーティストとして特に勉強になったのは「小道具の使い方の上手さ」でした。

 

小道具というのは「誰かの心情の投影」であったり、「二人の関係の象徴」であったりするわけですが、冒頭に出てくる「懐中時計」をはじめ、

有本架純さんが持ってくる「レモンのクッキー」

そしてくちづけシーンでの「ハートのかたちの花びら」

海辺のシーンでの「割れたバケツ」

激情的なシーンで登場する「はさみ」

などなど、登場人物の心情を表現するとても効果的な使い方です。

俳優としてもこの作品から得るものが多い作品です。

 

観終わった後は、心の引き出しの奥に「俳優としてのテクニック」と、「あの頃の甘酸っぱい思い出」を、こっそりしまっておいてください。

 

<公式サイト>

http://www.narratage.com/

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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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