劇団柿喰う客

タレントになりたい!劇団柿喰う客フェスティバル2017無差別

「人間は恋と革命のために生まれてきた」とは、太宰治さんが遺した言葉です。

「劇的なる上下関係の変動」を革命と呼ぶならば、そんな「革命」を表現してこられたのが

「劇団柿喰う客」です。

 

2006年1月1日結成。演劇特有の虚構性を重視した躍動感あふれるパフォーマンスが特長。「圧倒的なフィクション」を標榜したオリジナル作品の創作を続ける。また古典作品のアダプテーションや他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも実施。国内の様々な地域でのアーティスト・イン・レジデンス(滞在製作)にも定期的に取り組む。さらに「こどもと観る演劇プロジェクト」や「高校生のための演劇プロジェクト」など、幅広い観客層への作品上演も積極的に展開。その活動のスケールは広がり続けている。<公式HPより>

と、いわれましても。

 

とにかく観ればわかるその凄さ。

 

私がリスペクトする劇団のひとつであります「劇団柿喰う客」とは、代表の中屋敷法仁さんの世界観を表現する劇団で、その表現スタイルもかなり幅広くいろんな世界が広がっていて、子供向けの作品や女性のみで演じるシェイクスピアなど大好きなシリーズも多いのですが、このブログのテーマは「タレントや俳優を目指す方々を応援し、自分を鼓舞する」のがテーマです。そこで今回は俳優としてアーティストとしてかなり刺激を受けた作品をご紹介いたします。

 

「無差別」という舞台。


この舞台、まず冒頭からステージにあるセットにびっくりします。

演出の中屋敷さんいわく、「『やぐら』からイメージした」という金属製のジャングルジムのようなセット。

鍛え抜かれた役者でなければ、ケガをしかねないような大胆なセットです。

このセットが演出や役者の技術により、大きな木に見えたり土の中に見えたりお母さんの胎内に見えたりするから凄い。

出演俳優さんはまず、この「セット」と仲良くなることから稽古を始めたそうです。

たしかに、かなり仲良しです。

 

また、7名の出演者一人一人の俳優がめまぐるしく何役(人間以外も!)もこなすという精神的アクロバットも見どころのひとつです。

 

そしてやはり一番すごいのは、世界最高峰のチームスポーツとみまごうばかりの見事なチームワークによって美しいほどの画を創り出しているのです。

 

初めて観たときの衝撃もさることながら、今なお進化し続ける「劇団柿喰う客」

 

俳優を目指す方はぜひ劇場へ!

 

この10/4~11/5まで、「赤坂RED/THEATER」(東京都港区赤坂3-10-9 赤坂グランベルホテルB2)にて、これまた信じられないスケジュールと番組で

柿喰う客フェスティバル2017

というのを開催してらっしゃいます。

この劇団のエッセンスを体感できる演劇フェスティバルです。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

<「劇団柿喰う客」公式サイトはこちら>

http://kaki-kuu-kyaku.com/




タレントになりたい! talent27.com

 

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