セルフプロデュースとは|最新プロモートの方法

タレントになりたい!セルフプロデュースMIKARIKA

現代社会で大量にあふれる情報の中で、「いかに注目を集めるか」ということは、どんな職業にとっても重要課題です。

それは芸能界でタレントとして活動していくためにも、とっても重要な課題のひとつです。

芸能界では、その重要課題をクリアするために、いろんな専門分野のスタッフが集まり、所属している芸能人を売り出すためにさまざまなプロモートをして、売り込みをしています。

そこで今回は、情報社会での新たな潮流といわれる「セルフプロデュース」というプロモートについて考えてみたいと思います。

まずは、これまでの芸能界でのオーソドックスなプロモート方法について、年代別に振り返ってみましょう。


<第一部:年代別プロモート方法>

 

1970年代|師弟関係ありきのプロモート

たとえばこの当時のアイドルタレントは、スカウトされた所属芸能事務所の社長の家などに下宿して、親代わりの社長家族に面倒をみてもらいながら、プロとしての教育や技術レッスンを受け、信頼関係を築き上げた中でデビューして、売り込みを受けていました。俳優や芸人も、先輩や師匠の付き人(出演現場での身の回りのお世話)などをしながら、現場で顔を売り、技術をみがいてデビューさせてもらえるチャンスを待っていました。

この年代は、師弟関係という上下関係の中でタレントを育て、売り込んでいくというクローズなプロモート方法が主流の時代でした。芸能人の素顔やプライべートもほとんど見えず「芸能界に入る方法」も、噂でしか知ることができないという印象でした。

 

1980年代|師匠をもたないタレントの誕生

長く続いた、「師弟関係ありきのプロモート」というシステムを大きく変えたのは、吉本興業NSC(養成学校)からデビューした漫才コンビ「ダウンタウン」の成功です。これは、お笑い芸人を目指す人にとって、大きく入り口が広がり、そこからデビューできることを実現してみせたのです。

さらに、「国民的美少女コンテスト」「ホリプロタレントスカウトキャラバン」「角川映画ヒロインオーディション」など、一般の人から広く芸能人を募集して、オーディションから、デビューする過程を見せていくことで、話題性を集めるという、芸能人を目指す側からすれば芸能界への扉が大きく開かれたプロモート方法が誕生した時代です。

 

1990年代|プロデューサーが生み出す時代

この年代に入ると、芸能人やタレント本人が持っている個性を、有名なプロデューサーが演出してヒットを生み出していく時代が始まりました。「ASAYAN」(アサヤン)というテレビ番組の中からヒットした「つんく♂」プロデュースの芸能人や、小室ファミリーと呼ばれた「小室哲哉」プロデュース作品など、タレントや芸能人の持っている素材に「ヒットメーカーがプロデュースする」という付加価値を付け、それを前面に押し出してのプロモートが、多くのヒットを生み出しました。

その流れを受けて、これまでの「アイドル側」と「アーティスト側」という境界線も曖昧になり、ニーズの多様化も進んだことで、たとえば「歌唱力」「ダンス」「演技力」など、タレントや芸能人本人が持っている「得意分野で勝負できる時代」になっていきました。

 

2000年代|プロモート方法のアイデア勝負

これまでは、生み出す側・売り出す側がプロデュースした芸能人を、限られたメディアの中で一方的かつストレートにプロモートする時代が続いていました。ところが、インターネットの爆発的な普及によって、あふれかえる情報の中で「一方的に推されること」に違和感を感じだしたファンにむけて、これまでには無かったプロモート方法のアイデアが必要になってきました。

そこで、ヒーロー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズなどからのタレント輩出や、クイズ番組で無知を逆手に売りにする芸能人がヒットするなど、ニッチ(すきま)を狙うプロモートや、意外性を狙うプロモート方法が増えてきたのです。

 

2010年代|「個人」の価値を高めるプロモート

インターネットの爆発的普及と、デジタル機器の進化は、現代の社会に計り知れない大きな変化をもたらしました。芸能界においても、これまでの「マスメディアと個人という芸能界の構図」のみであった時代から、「芸能人というパーソナリティーと個人という個人同士でつながる構図」と共存する、多重構造になりつつあります。

そこで、これからの芸能界では、より一人ひとりの個性や価値が注目をあびやすく、影響力を与えやすくなっていくのです。

そんな時代に対応するプロモート方法こそが「セルフプロデュース」なのです。


<第二部:セルフプロデュースのポイント>

 

セルフプロデュースとは、自分の価値(パーソナリティー)を前面に押し出すためのプロデュースを、芸能人自身が実行していくこと

たとえば、実在の人気タレントのなかには、芸能事務所には一切所属せず、楽曲の製作や振り付け、ライブホールの手配から宣伝までも自分たちで行い、自分たちが本当にやりたいパフォーマンスをみせていくことで鮮烈な印象を残したアイドルユニット「生ハムと焼うどん」

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これまでは競合問題で制約が多いばかりにタレントには敬遠されていた「フリーフォト」(著作権フリーの無料素材)にあえて出ることで、認知度や話題を集めているタレント「MIKA+RIKA」など。

ここまで読むといいことずくめで、なんの制約もなく、自分たちのやりたいことをするだけで「セルフプロデュース」となり、それで売れていくならそんなに良いことはない! と、思うかもしれません。しかし、やみくもに自分たちのやりたいことをやるだけで成功すると考えるのは早すぎます。

それではここで、「セルフプロデュース」で成功している芸能人の共通点を考えてみましょう。

 

1.自分の価値やニーズが見えていること

文字通り自己(セルフ)をプロデュースするので、「プロデューサー感覚」をもっていなければ、お客様目線のプロデュースもできるはずがありません。プロデューサー感覚をもって臨まなければ、ただただ自分のやりたいことをやっているだけのアマチュアとして終わってしまうのです。

 

2.アーティストとして自立していること

「セルフプロデュース」とはプロデューサー感覚をもちながら、自分というアーティストを自分自身が育てあげていくということなのです。つまり指示を待って、与えられた仕事をこなすという感覚だけでは成り立ちません。アーティストとして自分で考え、自分の信念を持っている自立したアーティストであることは必須条件であり、「自立していること」は、セルフプロデュースで売れた芸能人の共通点の一つです。

 


セルフプロデュースでの一番大事なこと

「セルフプロデュース」を成功させるうえで一番大事なことは、「アイディア」と「行動力」そして「巻き込み力」です。そのためには一日24時間、自分をプロデュースすることを考え、常に良いアイディアを見つけ出し、知恵を振り絞ることが必要です。

これには、よほどのモチベーションをもっていなければできるものではありませんが、それを成し得たときにはタレント活動という枠を超えた成功をもたらすことにつながります。

ぜひ一度「セルフプロデュース」で成功している芸能人の世界観にふれて、あなたもセルフプロデュースしてみませんか。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。




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