タレントに限らず、いろんなシーンで出てきますよね。
「センスがいい」
「センスがない」
ある人によっては、「センスは生まれつきのものだから、あとから身につけられるようなものではない。」 という見方もあります。
でも、私は決してそうは思いません。
そんな私が思う「センスの磨き方」について綴ってみます。
センスってなに
辞書によれば、「センス=物事の微妙な感じや機微を感じとる能力・判断力・感覚。」とあります。
圧倒的主観による、「あいつセンスいいよ。」という概念。 これには、根拠や水準や正解はなく、人により答えのちがうものです。
だったら気にしなくていいのか?、というと「センスがいい」といわれている方が、やはりその世界では有名になり、売れていきます。 なので「センスを磨く」ことは絶対に必要です。
でも、すべてにおいて「センスを磨く」には相当な時間やエネルギーが必要です。 たとえば女性目線と男性目線では違いがあるように、ファッションセンスは良くても音楽センスは良くないといわれることもあるでしょう。 お友達目線での「センスのよさ」と、プロ目線の「センスのよさ」も違います。
そこで一つ目のポイントです。
どこの(誰の)目線からみて「センスがいい」と言われたいのか?
これをまず絞り込んでください。
どうすれば磨けるの
それでは次に「センスの磨き方」についてです。
前コーナーで出た「物事の微妙な感じや機微を感じとる能力・判断力・感覚。」というのを思い出してください。この「判断力・感覚」とは、判断材料の中からどれを選ぶか?、その選択能力を磨くことが「センスを磨く」ということなのです。
しかし、もしあなたの中に判断材料がなければ選ぶこともできません。 その場合、選択能力を磨く前に選択材料を増やすことから始めなくてはなりません。 いわゆる「引き出しを増やす」という作業です。
俳優であるならば演技の種類。歌手であるならば歌い方の技術や、ジャンル。 引き出しの増やし方としては、たとえば尊敬している俳優や、好きな番組の演技を見続け自分のものにしてみる。 好きなアーティストのテクニックをマネしてみる。 などとにかくインプット情報を多く取り入れることから始めます。
そして判断材料が集まったら、「センスがいい」と言われているアーティストはどの選択をしているのか。 どう判断しているのかを見続けるのです。
ここまででは、あなたは好きなアーティストのモノマネをしているにすぎませんよね。 次の段階では、自分が選択した情報をアウトプットして人前で演技をしたり歌ったりして発表してください。 そこで見てもらった方からの評価を受け止めさらに進化させていく。
宝石も磨かれるときには、より硬いもので削られることにより、価値がでるものです。
そんなプロセスを通ってきたものこそ、
「本物の自分のセンス」となり、「センスを磨いて」いくことになるのです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
タレントになりたい! talent27.com
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