タレントやスタッフが、現場から帰ってくるなり興奮気味に「〇〇さん、すっごいオーラだった!」とか、よく耳にします。
威圧感と華やかさと、入ってくるだけでその場の空気を変えてしまう一種独特な空気感。
「オーラ」
今回は、その「オーラを感じさせる人」について書いてみます。
もちろん、芸能界ではなくても、オーラを感じさせる人物はたくさんいます。
ただ、有名人はテレビ画面などを通して見た印象と、実際会ってみたときの印象の違いがあるので、冒頭の言葉がよく出てきます。
タレントにとっての誉め言葉のひとつ。 「オーラがある」なんていわれてみたいですよね。
そこで「オーラを感じさせる人」の共通点ってなんだろうと考えてみました。
仕事でいろんな現場を経験していますが、それぞれのジャンルにより現場の空気感は違いますし、それぞれのジャンルにオーラをもっている方がいます。
そんな中で、ベテラン・新人にかかわらずオーラを感じるタレントが多くいるのは、モデル業界やモデル出身の方に多いな、という印象をもちます。
「タレント」と一言にいっても、そのジャンルは
俳優
歌手
コメディアン
声優
CMタレント
アイドル
ユーチューバー
などなど、さまざまです。そして、何をもってデビューといえるのか? 何をもって売れているといえるか? 自称〇〇タレントといえばタレントといえなくもない、そんなタレント業界にあって、モデルというジャンルは、モデル事務所と契約した時点で「あなたはモデル」と確約されているようなものです。
努力や技術だけでは得ることのできない容姿とスタイルをもっていること。それを認めてもらったという事実。(もちろん容姿とスタイルを維持する努力をしてこそですが)
これがひとつの揺るぎない自信につながる。
ただし自信があるだけではダメ。やる気がからまわりしていたり、ガツガツしていてもダメ。
自信からくる「余裕」こそがオーラの根源です。
タイプによっては、人間関係は苦手で「控室では全然目立たなかったのに、舞台に上がったとたんオーラ出まくり!」というタレントもいますし、「あのひとが歌いだしたら空気が変わる」といわれるタレントもいますよね。
ではオーラの根源になる「自信からくる余裕」を持つにはどうしたらいいのでしょうか。
「これだけは負けない」というものを持つこと。
はじめは、全然違うジャンルでもいいのです。すごくピンポイントでいいのです。ひとつだけでいいのです。たとえば、
「秒速で泣くことができる集中力をもってる」
「訓練していろんなキャラクターボイスが出せるようになった」
「友達と撮る自主制作映画で主役を演じ続けている」
「ダンスの振り付けを覚えるのが誰よりも早い」
「なにがあっても励ましてくれる親友や家族がいる」などなど・・・
まとめますね。
「今のこの現場では認められなくても、帰れる場所がある」と思えることが、無意識に自信と余裕を生み出せることになるのです。
みなさんも「すごいオーラが出てる」タレントに向けて歩み出してみてください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
タレントになりたい! talent27.com
[…] それを身につけるためには「センスを磨く」「オーラを感じさせる」ということがとても大切なことになります。それぞれ別の記事で綴っていますので、よければそちらもご参考にしてください。 […]