演技が上手いか下手かを見破るコツを学んで上手くなろう

俳優演技が上手くなるには

今日のテーマは、

演技が上手いか下手かを見破るコツです。

 

すべてのジャンルにおいて、「上手い人」「下手な人」がいます。

それは、アーティストも同じです。

しかし、それぞれのジャンルによって、何をもって上手いというのか、下手というのかはちょっとづつ違います。


それが「ボーカリスト」であるならば、「音感」というものがあり、それをとらえて表現する技術といえるでしょう。

 

それが「絵画の世界」であるならば、「絵心」(えごころ)と呼ばれる感性があり、それを表現する技術力の高さが上手い下手の境目にあるものではないでしょうか。

それぞれのジャンルに必要な「感性」を持ち、その感性を表現する技術を身につけているか身につけていないのかが、「上手い」と「下手」の境目にあるものなのです。

演技の「上手い」と「下手」の境目にあるもの


では、演技の世界では何をもって上手いと下手に分かれるのでしょうか。

それには、聞きなれない演技独特のある「感性」がポイントになります。



「演技」の世界には「芝居心」(しばいごころ)という感性が存在するのです。

たとえば、シナリオや台本という作りもののストーリーの中で登場人物の役になりきり、本当にその役の気持ちになってしまい感情や肉体の変化を起こすことができるというかなり特殊な感性です。

生まれつきこの感性を身につけている場合もあれば、環境によって身につく場合もあります。

「音感」や「絵心」「運動神経」「気が利く」「視野が広い」などといった「感性」あるいは「才能」とも呼べるものに共通していえるものです。

この感性を身につけているアーティストにとっては、「そんなの普通にできるよ」と感じるでしょう。身につけられていない場合には、簡単には理解できない感覚のものです。

では、この感性をもっていなければ「あきらめる」のか。

 

・・・思い出してください。

このブログのテーマは、「芸能人になりたい!俳優になりたい!」という思いを応援し、鼓舞することです。

そこで、本題です。↓↓

とりわけ身体を使って表現するアーティストに度々かけられるこの言葉。

「最近上手くなったね!」

 

「必要な感性」を持っているか持っていないかだけで、上手いか下手がわかれるならそう極端に変化することはないはずです。そのアーティストの中で、外からは見えない「何か」が変わったから上手く見えるようになったはずです。

上手いといわれる俳優は何を見られているのか


ではここで、ちょっと視線を変えて「演技が上手い」といわれるにはどこを見られているのかを考え、上手いといわれる演技の技術を盗むことが、上手くなるコツにつながるのではないかという見方に変えてみましょう。



ということで次に、ここを意識すればかなり変わる大事なポイントを2つお教えします。

<その1>「視線」

演技にかかわらず日常生活でも、人が相手を見るとき必ず「目」をみます。

そして演技をしているタレントを見る場合もほぼ「目」を見ています。その演じている役が今どんな気持ちでいるのか、すべて「目」と「視線」でわかるのです。視線がブレるということは、役作りもブレているということなのです。

自分が演じた映像を見て、自分が思っていた通りに視線がちゃんと気持ちを表現していたかどうかをチェックしてみてください。

<その2>「呼吸」

気持ちの変化は、身体に現れます。とくにわかりやすいのがその人の呼吸(息づかい)です。

慌てているとき。自然の中でくつろいでいるとき。悲しみで泣いている時。全力で走ったあと。

生まれたての赤ちゃんの鼓動。ベンチにたたずむ老夫婦の息づかい。

などなど、すべてのシチュエーションや年齢設定で息づかいや鼓動は違うはずであり、見る人はそれを無意識に感じ取っているのです。

演技をしている時、「その役や、今のシーンのシチュエーションにあった息づかいをしているか?」を意識してみてください。くつろいでいる設定なのに緊張して呼吸が止まっていることはありませんか?

この「視線」「呼吸」の2つを操るだけで、かなり「こなせている印象」を与えられます。

その2つを操ることができるようになると、その役やシチュエーションに合った感情が湧くようになってきます。

そして、いつしかもう一人の自分が幽体離脱して、感情が沸き起こっている「演じている自分」が見えたときこそ「感性」を身につけたときに他なりません。

 




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#演技が上手く見えるコツ

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